Docker Meetup Tokyo #2 まとめ #dockerjp
Docker Meetup Tokyo #2 に行ってきました。
Docker Meetup Tokyo #2 - connpass
#1は行ってないですしDocker自体、全然触れてないですが先着入れたので。
メインの発表は3本。
@mainyaaさんの「今からでも間に合うDocker基礎+Docker 0.9概要+Docker 0.10概要 」
Dockerの基礎から説明してくれていたので、Noobな自分でも大体の概要はわかった感じ。
VagrantでVM立てるのと違うんだなーってのがわかっただけでも大収穫。
AUFSでレイヤー構造になってるってのが理解しておくのが大事。省メモリだしディスクも取らない差分だけだから。
途中のデモで使ったこのサービスが最高な感じあった。
ターミナルの録画
asciinema - Record and share your terminal sessions, the right way
@ten_forwardさんの「Linux kernel のコンテナ機能」
"あの"ファーストサーバの方だそうで。
LinuxにおけるLXCの他のコンテナのお話とか、LXCのこととか。
ちょっとレイヤが低くて自分には難しかったけど、NameSpaceとかCgroupとか勉強になった。
LXCのman pageとかの翻訳の協力者を探しているようですので興味ある方はぜひ。
@naoya_ito さんの「Dockerアプリケーションのポータビリティを考える」
みんな大好きImmutable Infrastructure
Dockerはその武器になり得そうな感じ。
docker run atlassian/jira
って打つだけでjira環境立つ。便利。
アプリケーションをDocker形式(Image)にして配布。使いたい人はライブラリとか依存とか気にせずdocker runすれば動く。幸福っぽい。
Dockerはコンテナ、コンテナは廃棄されることが前提、じゃあ再現性がなければいけない(廃棄して作りなおしても同じものが出来ないと意味が無い)
必然的にアプリケーションを構築する際に再現性、ポータビリティが求められる。
環境がアプリケーションに一定の制約を持たせる感じ、結構良いと思う。
デモも用意されてた
GitHub - naoya/docker-paas-example
実用がどうこうじゃなく、アプリケーションとDockerの方向性を知るためにある感じ。
プルリクエストに対してこれができれば、レビューとかするのに楽な気がする。コードだけのレビューだけとは限らず期待した動作をするのかを試したいときは多い。
環境のimageをたくさん作っておくほうが楽っぽい。
ここでピザとビールで懇親会。
オシャレピザっぽくて美味しかった。
で、そのままLT。
@inokaraさんの「コンテナ内で複数のサービスを管理する試み」
新婚さんいらっしゃいに出てたらしい。
Dashingっていうダッシュボードを簡単に作れるやつで、Dockerコンテナを管理するものを作ってた。
すべてのコンテナの数とか、アクティブなコンテナとか。便利そう。
追記:ブログにスライド掲載されてました
Docker Meetup Tokyo #2 で LT させて頂きましたの巻 #dockerjp - ようへいの日々精進XP
@smokeymonkey さんの「Docker +serverspecで作るconfigspec CI 」
冪等性とか厳密に考えないでconfigする感じの構成ツール?ちょっとスライドが駆け足だったのでまとめきれない感じ。
と思ったらブログ記事にすでになってた。さすがクラスメソッド。
Docker Meetup Tokyo #2でLTしてきた:「Docker+serverspecで作るconfigspec CI」 #dockerjp | DevelopersIO
@takipone さんの「Docker meets AWS OpsWorks」
AWSのOpsWorksの話だったり。
そんな厳密な冪等性いらないよねーみたいな。chefでexecuteモリモリ使ってるとか。
追記:ブログ追加
Docker Meetup Tokyo #2 LT「Docker meets AWS OpsWorks」の続き #dockerjp | DevelopersIO
@futoaseさんの「Aiming解析チームでのDockerの利用」
GrowthForecastとかHRForecastをDockerで。
Perlbrewとか確かにメンドイしポータブルで動くの良さそうだ。
@syoyoさんの「GCE+Docker+etcdでレイトレ」
今日一番会場盛り上がったんじゃないかっていう。
10k nodeとか使ってGCEでレイトレ。
このサイトで動いてる
バイナリが70MBくらいあるらしいんだけどClangとかをincludeしているかららしい。凄すぎてよくわからん世界。
@kazunori_279 さんの「Fluent Dashboard+Norikraでリアルタイムダッシュボードを7分で作る話」
Qiitaを拡大表示してスクロールさせてスライド風にするメソッド。ウケる。
Fluent Dashboard+Norikraでリアルタイムダッシュボードを7分で作る話 #dockerjp - Qiita
ほぼリアルタイムでfluentdから送られきたサマリデータをスプレッドシートに表示。
3分くらいで設定できる。
GCEインスタンスををNorikra,nginx,AB用で3つたててそれをDockerイメージに登録しておくと即環境出来る。凄い。
ほぼリアルタイムなのでソシャゲのイベント測定とかに便利に使えるんじゃないのかなぁ。
@deeeetさんの「Docker ApplicationをDaaSにデプロイ」
DasS「Docker as a Service」
OrchardとかいうDasSが安いし、Dockerコマンドとほぼ変わらない感じのラッパーコマンドでDockerで管理してるWEBアプリケーションを公開できて便利とか。
ngrokというのも紹介されてた
ngrok - secure introspectable tunnels to localhost
DG0426 さんの「Docker地雷n本勝負」
0.7時代に使ってたようで結構地雷踏んでたみたい。
SymLinkしたら削除出来なくてDiscFullとか、ビルドは壊れてないのに立ち上がらないとか。大体すでに0.10では直ってるそうです。
追記:スライド追加
@jxta さんの 「Data Center to Distributed Cloud」
なんか規模感でかい。データセンターをクラウド上に構築?みたいな?
自分の知識の範囲外過ぎて何も書けない。
発表はこんな感じ。
GoogleさんがGCEの$500無料コードくれたり。ステッカーもらったり。
Googleの中の人が、GCEでもAWSでも好きに使ってくれて構わないしその発表も歓迎だしそのFBがあると色々ハッピーだよねっていう話してて凄いよかった。
とりあえずまず手元で動かして面白さを体感しないとだな。
あと行くまでは、インフラ関係の仕事メインな人が多いのかなと思ったけど話した限りアプリケーション周りの人が多い。
多分WEBの人とかは、何でも自分でやらなきゃいけない状況な人が多くてそこら辺の構築をいかに手軽に速く出来るかとかに興味ある人多いのかなーとか思ったり。
フルスタックエンジニアってなんでも屋みたいなもんだしな。
Immutable Infrastructureとかなかなか身近になる気はしないけど、カジュアルに環境とかが作れて廃棄出来てっていう状態は開発のサイクルを高速に回す上で必須だしそれをエンジニアが自分でさくさく出来るためのDocker、とてもいい気がする。
プロダクションで使ってる人の話とか聞きたい。
ここらの話はどうなんだろ
ssig33.com - Docker をプロダクトのデプロイに使う
ssig33.com - 普通の人が Docker を使う理由
運営の方、スピーカーの方、Google、そして話してくれた方、ありがとうございました。
次回もあるなら行きたいですね。